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現役フリーランスSEが最新IT業界の実態とブラック企業の見分け方を伝授【2019年保存版】

昔からIT業界はいい噂は聞かないですね。
システムエンジニアは大変。
私が就職活動している頃は3Kなんて言葉が流行っていました。

  1. きつい
  2. 帰れない
  3. 給料が安い

笑っちゃいますよね(笑)
でも最近では7Kなんて言葉も。。。

  1. 規則が厳しい
  2. 休暇が取れない
  3. 化粧が乗らない
  4. 結婚できない

この4つを加えて7Kです。
ここまで来ると笑えませんね😓

でもIT業界に身をおいていない人にとっては、

この7Kって本当なの?
ただの噂じゃない?

そう思われている方も多いと思います。

そこでIT業界で働く現役エンジニアの私が、3K・7Kの実態、一番気になるブラック企業の見分け方をお伝えしたいと思います。

本文を読んでIT業界への就職・転職・フリーランスの1つの材料として頂けたら幸いです😊エンジニア人生も捨てたもんじゃないですよ(^o^)v

IT業界に12年身を置く現役フリーランスSEのご紹介

まず私のご紹介を!
いきなり出てきて話しをされても信用性がないですからね。

私は2007年4月み某中小企業に就職し、2018年にフリーランスになった現役のシステムエンジニアです。
≫参考:会社員やめてフリーランスSEになってみた。実際のところを近況報告

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サラリーマン時代は中間管理職としてマネージメントもしておりました。
MAXの稼働は300時間、俗に言う3Kも経験しています。
(ちなみに上には上がいます)

中間管理職時代の平均稼働は200時間ぐらいでしょうか。
月の平均残業時間が50〜70時間です。
まぁまぁの社畜でした。

ちなみにフリーランスになった現在、平均稼働は130時間
月の平均残業時間は1時間くらい、ほぼノー残業です(^^)

フリーランスになって年収300万up、残業時間840時間カットに成功したエンジニア、それが私です!
(超胡散臭いですねw)
ちなみに常駐型のシステムエンジニアは皆フリーランスになるべきだと思っています。

≫参考:【単価大公開】現役フリーランスSE1ヶ月目!私の単価は¥○○○万
≫参考:夢の世界へようこそ!フリーランスの最大のメリットは金・時間・場所の3つだ

 

実際のところシステムエンジニアはきついのか?

結論から先に言ってしまうと、当たっている部分もあるし、間違っている部分もあります
システムエンジニアにも色々あるのご存知ですか?

エンジニアは多種多様

エンジニアと言っても色んな種類があるのです。
それぞれ役割が違います。
なので大変さはエンジニアの役割によって変わってきます。

  • プログラマー:下流工程の設計〜コーディング(プログラムを組むこと)、テスト
  • インフラエンジニア:サーバー周りを担当する人
  • ネットワークエンジニア:ネットワーク周りを担当する人
  • その他:プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、PMOなど

それぞれ役割が違い、忙しさやお給料も違ってきます。
もちろん忙しさの度合いも変わります。

どれが一番忙しいとかありません。
リーダーやマネージャーが一番忙しそうに思われがちですが、そんなことはありません。
リーダーやマネージャーでも早く帰っている人も沢山います。
(優秀ですね〜)

ただインフラエンジニアやネットワークエンジニアは障害発生するとシステムそのモノが使えなくなることが多いので夜中でも呼び出されるリスクはあります。
アプリケーションを担当しているエンジニアは障害は発生しても暫定対応でその場を凌ぎ、後日根本対応を行うことが多い気がします。
(もちろんアプリケーションエンジニアでもシステムが止まってしまったら帰れないし、夜中でも呼び出されます)

エンジニアとして働く業界

働く業界もいろいろありますよね?
業界とはシステムエンジニアとして何のシステムを担当するか、ということです。

ちなみに私は銀行のシステムに携わることが多かった、というかずっと銀行だったかな。。。
なので私は金融系のシステムエンジニアでした。

Web系は華やかなイメージがありますね!
私の勝手なイメージですけどw

金融業界がセキュリティが厳しいため基本客先常駐です。
さらに銀行系ならではのお硬い人が多い上に、金融用語や難しい金融工学なども混ざりシステム事態も難しいです。

なので金融業界は本当に好きでないと続けるのは難しいですね。
システムエンジニアの業界でも金融系は忙しい部類に入ると思います。
私はあまりおすすめしません。

でも、銀行ってなくなりませんよね?
だから需要はずっとあります。
転職などもしやすいです。
故にニッチな世界なので高収入も見込めます!!

エンジニアの契約形態

IT業界というと、高層ビルで綺麗なオフィスで働いているイメージありませんか?
またはカフェでのんびり作業するイメージです。

私は常に暗い刑務所みないた場所で作業してました。
(刑務所行ったことないけどw)
金融系はセキュリティが厳しいからね〜

エンジニアの契約形態は大きく2つに別れます。
SES(準委任契約)or 請負契約
です。

SESとは・・・時間を提供する働き方

請負契約とは・・・成果物を提供する働き方

私はどちらも経験があります。
SESは時間を提供するので、成果物に責任を負う必要がありません。
なので最悪成果物が予定通りできなくも良いわけです。
(そんなことやっていたら仕事なくなりますけどね)

逆に請負契約は成果物を提供します。
納期までに終わらなければ何が何でも終わらせる必要があります。
人を何人投入しても、徹夜をやり続けてでも終わらせるのです。

こうみると、SESの方がよく見えますが、請負契約は終わらせれば何をしてもいいのです。
例えば10時間で終わる作業を1時間で終わらせて9時間で終わらせてもいいのです。
成果物を問題なく出せば10時間分のお金が手に入ります。

SESは時間を提供するので、10時間の仕事を1時間で終わらせても残り9時間は何かしらの作業をしなければいけないのです。
成果物を出しても1時間しか働いていなければ1時間分のお金しか貰えません

それぞれメリットとデメリットがあります。
ここまで長々と書きましたが、私の経験上、請負契約の方が暇な時と忙しい時の差が激しいです。
SES契約のほうが安定していると思います。

これには理由があって、プロジェクトには新しいアプリを作る新規案件と既に救ったシステムをサポートする保守の2種類があります。
新規案件は請負契約が多く、保守はSESが多い傾向にあります。

もし就職・転職される際は、どちらの仕事が多いか、確認してみて下さい。
私なら請負契約が多い会社を選びます。
理由は仕事を早く終わらせて、残りの時間をのんびり過ごしたいからです。
また請負契約は後にフリーランスとして働くなら経験しておくべきことだからです。

保守案件の方が数は多いです。
両方経験してみて自分にあった方に力をいれれば良いと思います!

まとめ:会社の方針・社風が大事

ここまで色々書きましたが、結局は実際に働くプロジェクトによる、というのが答えなのです。
システムには色々と問題が起きますし、面倒なエンドユーザもいたりします。
多少の残業は仕方がないと思っている会社もあれば、ノー残業を売りにしている会社もあります。

もし3Kや7Kが不安でシステムエンジニアの道を悩んでいるのであれば、会社の方針、社長の考え方、ノー残業を売りにしている会社を選んだほうが良いです。

ブラック企業の見分け方

ここが一番気になることですよね!
私がブラック企業を見分ける際に確認するポイントは5つです。

  1. 平均残業時間(役職者も含む)
  2. 有給取得率
  3. 勤続年数
  4. 残業代の有無
  5. 年収モデルの明確化

平均残業時間30時間からがブラック企業

ココは完全に私の考えですが、平均残業時間が30時間ということは、一日あたり1時間以上残業していることになります。
1時間も長いと思っているのにそれ以上の残業なんて無理です。

平均なので、10時間の月もあれば40時間の月もあります。
さらに会社によっては20〜30時間と曖昧な表現をしている所もあります。
なぜ10時間も開きが出てしまうのか?
ちゃんと残業時間のデータを取っていない証拠です。

さらに管理職の残業時間も気にしたほうが良いです。
なぜなら管理職は残業時間を勤務表に書かなくてもいいからです。
これは労働基準法で定められているのです。

しかし2019年4月から管理職でも残業時間の把握が必要になりました。
義務化になったのです。
これで少しは残業時間について改善されてくるとは思いますが、ブラックは抜け穴を見つけては長時間労働をやめないでしょう。

なので管理職、それ以外両方の平均残業時間は確認しましょう
答えられない場合は、怪しい企業です。

有給取得率から見るブラック企業の傾向

こちらも2019年4月から労働基準方が改正され、年10以上の有給が貰える人に対して最低でも5日間は有給を取得させなけえればならなくなりました。

これは嬉しいですね。
でも年5日って少ないと思いませんか?
一般的な企業は年20日以上は貰えると思います。

私の感覚では月1で有給は取るべきだと思います。
有給はサラリーマンに与えられた特権です。

それが、有給を取れる雰囲気ではない、有給を取ることで嫌な顔をされる、など有給を取れない環境が当たり前のようにあります。
こんな会社嫌ですよね。

有給は月に一回、年12日が最低。
会社が有給の取得を推進して、管理職を初め、上司も率先して有給を使わないと下の社員は中々取りづらいと思います。

なので有給取得率、さらに年代別、役職別の有給取得率が分かれば尚可ですね!

最近では有給取得義務化に伴い、休日を減らそうとしている会社が増えているみたいです。
どういうことかと言うと、

  • 年末年始の休暇
  • 夏季休暇
  • 祝日

これらの休みを少なるする、または祝日を出社日にして、そこに有給を充てて強制的に有給を消化させるということです。

これ完全にブラックですね💦
アウトです。
あり得ない話です。

これからは年末年始や夏季休暇もどのくらいあるのか確認する必要がありそうですね。
極端に休みが少ないとそこで有給を取得させられる危険性があるので要注意です。

ブラック企業を見極めるなら勤続年数は必須項目

ここは必須ですね。
会社を去る人がいるとうことは、何かしらの不満があってやめる、または辞めざる負えない状況になったということで。

と言っても勤続年数がどのくらいからブラックなのか、基準が難しいところです。
でもホワイト企業なら基本辞めませんよね?
それを踏まえると、以下が私の感覚です。

  • ブラック企業:勤続年数1年〜5年
  • ブラック予備軍:勤続年数6年〜10年
  • グレーゾーン:勤続年数11年〜15年
  • ホワイト企業:16年〜

世の中には神レベルに居心地が良い会社があります。
そういう会社は居心地がいいのですが、新しいことにチャレンジしやすかったり、もっとレベルアップしたいと思うことで、転職する人が多かったりします。

なので一概に勤続年数が短いからと言ってブラック企業と断言できないのが難しい所です。
1つの判断材料として下さい!

残業代無しはアウトです

こういう会社があったりします。
実際残業代なしではなく、残業代全額支給ではない会社があります。

残業代が全額支給ではないということは、みなし残業か給料体系が年俸制で既に残業代がある程度組み込まれているということです。

残業時間が少ないのであればお得ですが、残業を沢山した場合、その分の残業代が貰えないので損をしてしまいます。
そして企業側にたって考えて見ましょう。

何故みなし残業、年俸制にするのでしょうか?
それは残業時間が多いということ。
残業時間が多くなる傾向があるということです。

会社も損はしなくありません。
利益を多く残したいと考えています。
その考えがこの残業代に表れてくるのです。

みなし残業、年俸制の会社は怪しいと思ってください。
私は残業代全額支給は絶対条件だと思っています。

年収モデルの明確化

中小企業で年収モデルが明確化されていない会社は多いです。
入社何年目で〇〇万円、リーダー職で〇〇万円、部長職で〇〇万円、このようにどうすればお給料が上がっているのかが明確化されていることが重要です。

なぜこれが重要なのかというと、年収モデルがないと将来の計画が立てられないですよね?
何年経てば〇〇万円になる、この資格を取れば〇〇万円、出世すれば〇〇万円。

この情報がないと、いつになったらお給料が上がるのか、将来自分はいくらくらい貰えるのか分からないため不安じゃないですか?

会社側は自分たちの判断でお給料が決められるわけです。
例えば極端な話、部長に昇進したとしても年収300万では、そんな会社行きたくないですよね?

年収モデルを公表していないということは、お給料が少ないと言っているようなものです。
出世したとしてもお給料が少ない、だから公表できないのです。

会社を選ぶ際は年収モデルの有無、モデルとなる先輩社員がいくら稼いでいるか確認できる会社を選びましょう!

まとめ:IT業界みんなが思うほど悪い所ではない

ここまで長々と書いてきましたが、読んでいただきありがとうございます。

実際IT業界は周りが騒いでいるほど暗くもないし、きつくもないです!
(もちろんきつい時期もありますけどね)
なのでもしIT業界に興味ある、システムエンジニアになりたいと思っているなら挑戦すべきです。
興味あるのに動かないのは勿体無いです。
人生は一度きりです。
後悔しない選択をしましょう。

エンジニアを2年くらい経験すればフリーランスになることも可能です。
今は若いフリーランスが増えています。
フリーランスになれば会社や先輩社員、上司のしがらみもない、お金は沢山もらえて、残業もなし、そんな生活ができます。
(これ嘘じゃないですよ)
≫参考:会社員やめてフリーランスSEになってみた。実際のところを近況報告

フリーランスは不安というイメージがありますが、何とでもなります。
対策も大事ですが、気持ちのほうが大事です!
≫参考:フリーランスのデメリット!対策すればデメリットじゃなくなる

 

そしてエンジニアに特化したフリーランスエージェントを使えば、エージェントが仕事を紹介してくれて、事務的な面倒を見てくれます。
さらに会社員並に保証があり、会社員とフリーランスの良いとこ取りのエージェントもあるので至れり尽くせりです。
(常駐型のエンジニアは今すぐフリーランスになるべきだと思っています)
≫参考:現役フリーランスエンジニアが絶対後悔しない登録すべきエージェント5選
≫参考:【特徴別】フリーランスエンジニア特化型エージェント一覧【まとめ】

ITに限らずブラック企業はどこにでもあります。
ブラック企業に捕まらないよう、しっかり調べてください。
もしブラック企業に入ってしまっても我慢しないで下さい。
さっさと辞めて新しい道を進みましょう!
≫参考:【大人気】転職代行サービスとは?利用するメリットを調べてみた